２０２４年３月 与那国島探鳥記
 渡の途中寛ぐヤツガシラ |
日本最西端の島与那国島で春の渡りの鳥を探しました。 残念なことにピークは１週間前だったそうで、オオチドリには出会えませんでしたが、久しぶりに沖縄の自然に触れて楽しめました。 コロナ後の久しぶりの鳥撮りだったので、体力の衰えを強く感じ、カメラの重さに負けました。 ヨナグニサンはもう出ているのに会えないのは、なんとも寂しかったでした。 （小さな写真はクリックすると拡大表示されます） |
| ■ 3/30(土) 晴れ ２８℃ | ■ 3/31(日) 晴れ ２８℃ | ■ 4/01(月) 晴れ ２８℃ | ■ 4/02(火) 晴れ ３０℃ | ■ 4/03(水) 晴れ ２８℃ |
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| 【旅のガイド】 | 【フィールドノート】 |
■ 3/30(土) 晴れ ２８℃
一日目： 3月30日 横浜 → 羽田空港 → 那覇空港 → 那覇泊工程表
① 3月30日 横浜 → 羽田空港 → 那覇空港 → 那覇泊
② 3月31日 那覇 → 那覇空港→ 与那国空港 → 与那国島内で探鳥 → 与那国島泊
③ 4月01日 与那国島 → 与那国島内で探鳥 → 与那国島泊
④ 4月02日 与那国島 → 与那国島内で探鳥 → 与那国島泊
⑤ 4月03日 与那国島 → 与那国島内で探鳥 → 与那国空港 → 那覇空港 → 羽田空港 → 横浜
② 3月31日 那覇 → 那覇空港→ 与那国空港 → 与那国島内で探鳥 → 与那国島泊
③ 4月01日 与那国島 → 与那国島内で探鳥 → 与那国島泊
④ 4月02日 与那国島 → 与那国島内で探鳥 → 与那国島泊
⑤ 4月03日 与那国島 → 与那国島内で探鳥 → 与那国空港 → 那覇空港 → 羽田空港 → 横浜
羽田空港へ
出発が遅いのでゆっくり家を出て、首都高から羽田空港第一ターミナル出発ロビー（２F)に向かいました。
羽田空港 → 那覇空港 ： ＪＡＬ９１９便（１４：５５発／１７：４０着）
羽田空港 → 那覇空港 ： ＪＡＬ９１９便（１４：５５発／１７：４０着）
羽田空港カードラウンジ
羽田空港国内線にある power lounge south に初めて入ってみました。飲み物があるだけですが、飛行場を見渡せるので待合室よりは快適でした。
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羽田から那覇へ
ＪＡＬ９１９便（１４：５５発／１７：４０着）
那覇に着くと、ムッとした空気に包まれました。本土の３月は稀に見る寒さだったので、余計に疲れをかんじました。
那覇に着くと、ムッとした空気に包まれました。本土の３月は稀に見る寒さだったので、余計に疲れをかんじました。
那覇からホテルへ
ホテル グランビュー沖縄は那覇空港からモノレールに乗って次の駅の前にありました。夜食を近くのスーパーで買って食べて、移動の疲れがあってので、
翌日の準備のあと、入浴後ベッドに入りました。
翌日の準備のあと、入浴後ベッドに入りました。
■ 3/31(日) 晴れ ２８℃
二日目： 3月31日 那覇 → 那覇空港→ 与那国空港 → 与那国島内で探鳥 → 与那国島泊那覇から与那国島へ
那覇空港 → 与那国空港 ：ＲＡＣ７２１便（０７：１５発／０８：３５着）
５：４５ホテルを出て、沖縄都市モノレールに乗り、那覇空港へ
ＲＡＣ７２１便で与那国空港へ、空港前の海の上で飛行機は脚をすでに出していました。
５：４５ホテルを出て、沖縄都市モノレールに乗り、那覇空港へ
ＲＡＣ７２１便で与那国空港へ、空港前の海の上で飛行機は脚をすでに出していました。
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与那国島を周遊田原の耕作地
９時専用バスで与那国島を周遊、まずは田原の耕作地へ。
東崎（あがりざき）へ向かう途中
ハイイロチュウヒ♂が飛んでいました。まさかこんな所で会えるとは、驚きでした。台湾から近いこともあり、大陸からの渡り鳥もあるんですね。
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割目の耕作地へ
タイワンハクセキレイが採食
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アマサギ
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セイタカシギ
田植えの済んだ田んぼにセイタカシギの姿が優雅でした。
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アマサギ飛ぶ
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与那国島へ飛行機が
RACの飛行機が飛んできました。既に脚を出しています。
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与那国馬
この馬は３０歳の老馬なので隠遁生活を送っています。目隠しをされているのではなく、目にハエが来ないように、メッシュの布をかぶせてもらっているそうです。
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その他の鳥たち
比川小学校の海側の堤防を歩いていると
ヤツガシラがモモタマナの木に入りました。それからの翼のパフォーマンスは素晴らしく、とても満足できました。
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ヤツガシラが堤防下をトボトボと
ヤツガシラが堤防下をトボトボと歩いていると、スズメに会いました。
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ヤツガシラとスズメ
ヤツガシラは突然、大きな嘴で攻撃、スズメの狼狽ぶりが滑稽でしたが、特に争いごともなく、平穏でした。
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ヤツガシラは草地にいる虫を探して
ヤツガシラは草地にいる虫を探しているようでした。渡りでエネルギーを消費しているのでしょう、食欲が凄く強いようでした。
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Drコトー診療所跡
「Drコトー診療所」はフジテレビ系で放送されたテレビドラマの診療所で与那国島で撮られたそうです。ここは結構な観光地でした。
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昼食後虫を探す
カタツムリ
カタツムリもたくさんいました。
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シマアカモズ
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シロガシラ
名前のとおり、頭の白い羽がかわいく、愛嬌を振りまいていました。
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久部良小学校の校庭
ケリが一羽は入っていました。ここにくるケリは、東南アジアで越冬した個体なのでしょう、これから本土に渡って繁殖するのでしょうか？
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ホテルの周辺
カラムクドリ♂
カラムクドリが一羽いました。翼の白い部分が広い雄です。
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御獄
ニシオジロビタキ♂がいて、ゆっくり撮影させてもらいました。
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■ 4/01(月) 晴れ ２８℃
三日目： 4月01日 与那国島 → 与那国島内で探鳥 → 与那国島泊朝の探鳥
空港近くの耕作地の貯水池で探鳥
待望のツバメチドリを発見
時々頭をあげる動作を繰り返していました。
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コチドリ
コチドリもいました。
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昼食後比川へ
昼食は毎回お弁当で、バスの中で食べました。
サンショウクイの大群が渡ってきましたが、すぐ島を離れたようでした。最近本土では、リュウキュウサンショウクイが多いようですが。
サンショウクイの大群が渡ってきましたが、すぐ島を離れたようでした。最近本土では、リュウキュウサンショウクイが多いようですが。
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草原でヤギとチョウを見る
比川小学校でヤツガシラと再会
このヤツガシラはゆっくり休んでいるようでした。
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トロール船帰還
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ツバメチドリ
せっかく近くでツバメチドリが撮れたのに、設定を間違えて白飛びしてしまいました、残念。
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途中
北牧場
ここにいる与那国馬が天然記念物の純潔種だそうで、全身茶色です。
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立神岩
ホテルの近く
昔使われていた象形文字
昔使われていた象形文字のようなもの。
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■ 4/02(火) 晴れ ３０℃
四日目： 4月02日 与那国島 → 与那国島内で探鳥 → 与那国島泊朝の探鳥
６時４５分からホテルの周りを歩きました。すぐに電線にとまるアサクラサンショウクイ♂を発見、ゆっくり撮れました。
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与那国名産の琉球泡盛
与那国名産の琉球泡盛「どなん」
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朝の探虫
朝食
７時半、朝食で同じテーブルの方の生卵が２つ目だったので、記念撮影しました。こんな卵、見たことありません。朝食には生卵とひきわり納豆が毎日出ました。
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日本最西端の西崎へ
日本最西端の西崎へ行きました。ここからは台湾島まで１００Kmなので見えることもあるそうです。
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貯水池
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アカスジベッコウトンボ♂♀
台湾の方から琉球列島に渡ってきたトンボだそうで、雄の翅色の赤が鮮やかでした。
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自衛隊のレーダー
田原から山道を登って草地へ
田原から山道を登って草地から、日本で一番小さいセミのイワサキクサゼミの声が聞こえたので、皆で探して見つけました。
 イワサキクサゼミ |
 イワサキクサゼミ |
 イワサキクサゼミ |
 イワサキクサゼミ |
 イワサキクサゼミ |
 アオヒメハナムグリ |
 与那国馬 |
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昼食後、氷川小学校へ
まだヤツガシラは島にとどまっていました。
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チョウ
アオタテハモドキ♀がいました。
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ホシスジオニグモ♀
ホシスジオニグモ♀はクモ目コガネグモ科で南方系のクモで南西諸島にいます。
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南牧場
ここの与那国馬は混血だそうで、白い毛があるものがいました。ツメナガセキレイが与那国馬の糞に集まる虫をたべるために、無数集まっていました。
ツメナガセキレイは与那国馬のすぐそばまで近寄っても全く怖がる様子も見せませんでした。
ツメナガセキレイは与那国馬のすぐそばまで近寄っても全く怖がる様子も見せませんでした。
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与那国馬親子
この仔馬は白い毛が顔の中心を通っていてかわいいのですが、純血種ではないそうです。
北牧場にいるものだけが、天然記念物の与那国馬なのだそうです。
北牧場にいるものだけが、天然記念物の与那国馬なのだそうです。
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テキサスゲート
これはテキサスゲートと呼ばれるもので、与那国馬はここを越えられないので、放牧場の入口と出口にあります。人間が超えるのも結構大変でした。
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■ 4/03(水) 晴れ ２８℃
五日目： 4月03日 与那国島 → 与那国島内で探鳥 → 与那国空港 → 那覇空港 → 羽田空港 → 横浜６：４５から７：３０まで朝探鳥
ホテルの上の学校の校庭から港まで歩く。
最後の探鳥へ
突然の地震
いつもの池でバスを降りると、地面がかなり揺れていて、地震だとの声で、その場に佇みました。
すぐに３ｍの津波警報が出たのでバスで高台に避難しました。地元の方々も車で避難してきました。
警報が出るたびに皆のスマホが鳴り響き、緊張感が漂いました。震源が台湾の花蓮だったこともあり、
１００Kmしか離れていませんので、衝撃はかなりのものがありました。
まずは昼食の確保ということで、お店にあったパンと飲み物を買いましたが、帰路についての心配事がでてきました。
すぐに３ｍの津波警報が出たのでバスで高台に避難しました。地元の方々も車で避難してきました。
警報が出るたびに皆のスマホが鳴り響き、緊張感が漂いました。震源が台湾の花蓮だったこともあり、
１００Kmしか離れていませんので、衝撃はかなりのものがありました。
まずは昼食の確保ということで、お店にあったパンと飲み物を買いましたが、帰路についての心配事がでてきました。
与那国島の全体像
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与那国から那覇へ
与那国空港 → 那覇空港：ＲＡＣ７２４便（１１：２５発／１２：４０着）
とりあえず空港に行って、荷物を作って、与那国、那覇行の飛行機の到着を待ちましたが、１１：２５発那覇行きに普通に乗れました。
ＲＡＣ７２４便（１１：２５発／１２：４０着）
とりあえず空港に行って、荷物を作って、与那国、那覇行の飛行機の到着を待ちましたが、１１：２５発那覇行きに普通に乗れました。
ＲＡＣ７２４便（１１：２５発／１２：４０着）
那覇から羽田へ
那覇空港は春休みを沖縄で過ごした学生や家族連れで、満杯でした。
那覇空港 → 羽田空港：ＪＡＬ９１０便（１３：５５発／１６：３０着）
この便は欠航になり、JAL９６９２臨時便２０：５５発２３：４０着に乗ることができました。
これに乗れないと、今日中には東京に着けませんでしたから、まあラッキーでした。
那覇空港 → 羽田空港：ＪＡＬ９１０便（１３：５５発／１６：３０着）
この便は欠航になり、JAL９６９２臨時便２０：５５発２３：４０着に乗ることができました。
これに乗れないと、今日中には東京に着けませんでしたから、まあラッキーでした。
羽田から自宅へ
羽田空港第一ターミナル出発ロビー（２F)に迎えに来てもらいました。到着ロビー（１F)は駐停車禁止だからです。
さすがに２４時を回っていて大雨だったので、車はほとんどなく無事帰れました。
さすがに２４時を回っていて大雨だったので、車はほとんどなく無事帰れました。
【旅のガイド】
| Villa エデンの幸 旅物語 | すぐ上に学校の校庭があり、朝夕の探鳥に近くてよかったでした。朝夕の食事もいろいろあり美味しくいただきました。 〒907-1801 沖縄県八重山郡与那国町与那国４０２２? ２ ℡ 0980-87-2450 |
【フィールドノート】 あいうえお順
| ■ 鳥 初見初撮： 2種 全種 ： 39種 | アサクラサンショウクイ ツバメチドリ | アオサギ アマサギ イソヒヨドリ インドハッカ オオノスリ カラムクドリ カルガモ キセキレイ ケリ コガモ |
| コサギ コチドリ コムクドリ サンショウクイ シマアカモズ シロガシラ セイタカシギ セッカ タイワンハクセキレイ ダイサギ | |
| チョウゲンボウ ツメナガセキレイ ツグミ ツバメ ニシオジロビタキ ノスリ ハイイロチュウヒ ハクセキレイ ハシブトガラス ハシボソガラス | |
| ホオジロハクセキレイ ホシムクドリ リュウキュウキジバト リュウキュウヒヨドリ ミヤマガラス ムクドリ ヤツガシラ |