| コンドル Andean Condor | タカ目コンドル科 | 127cm | 9.1S2 | EQ | 絶滅危惧1B類：EN | |
| コンドルは、クチバシから尾の先までがおよそ１２０ｃｍ、両翼の端から端までおよそ３００ｃｍ、体重は10kg以上になります。翼長ではもっと大きい鳥もいますが、翼の幅（前の縁から後ろの縁までの長さ）が極端に大きく、翼の面積がたいへん広く、上昇気流に乗って空高く舞い上がるのに適しています。雌は雄よりも小さいです。
主に死肉を食べるため、衛生を保つ適応として、頭と首には羽毛が生えていません。コンドルは5-6歳になるまで性的な成熟が見られず、繁殖行動がありません。 50年以上生き、一生涯連れ添います。コンドルは巣作りと繁殖を標高3,000mないし5,000mの高所で行ないます。人間などが近寄れない絶壁の岩陰で、巣には卵の回りに何本かの棒切れを置きます。 卵は1-2個で、青白く、重さは280g位、長さは75-100mm位で、雛は2年毎に2月から3月の間に生まれます。両親が見守る中、54-58日で孵化します。雛鳥または卵が失われると、新たな卵を産みます。 雛は6ヶ月ほどで飛べるようになりますが、2歳になるまで自分が生まれた巣で暮らし、親と共に餌を探します。 野生のコンドルは巣や塒の周囲に広い行動圏を持ち、死肉を探して日に250kmも移動します。鹿や牛などの大きな死体を好み、大型獣の皮膚は強靭で喰い破るのがたいへんなので、小型の肉食、或いは死肉食の動物は食べられません、また高空から餌を探すことでいち早く死体を発見できることとも相まって、独占できる食物なのです。 コンドルの成鳥は襟巻と翼の表面が白その他は黒で、雄は顔が赤く、雌は黒です。絶滅危惧種で世界で１００羽と想定されています。 コンドルは、ボリビア、チリ、コロンビアおよびエクアドルの国鳥です。 | ||||||
 襟巻の白 2017.11.28 |
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 首を一周 2017.11.28 |
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 翼の巾が広い 2017.11.28 |
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 初列風切羽は６枚 2017.11.28 |
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 しなやかに曲がって 2017.11.28 |
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 尾羽全開 2017.11.28 |
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 地上を凝視 2017.11.28 |
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 翼先分離が大きい 2017.11.28 |
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 獲物を探して 2017.11.28 |
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 懸命の様子 2017.11.28 |
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 先を見据えて 2017.11.28 |
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 旋回しながら 2017.11.28 |
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 上昇 2017.11.28 |
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 大きいです 2017.11.28 |
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 翼上面の羽は白 2017.11.28 |
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 青空に綺麗 2017.11.28 |
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 王者の風格 2017.11.28 |
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 翼先がしなやか 2017.11.28 |
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 銀色の輝き 2017.11.28 |
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 翼の巾が大きいです 2017.11.28 |
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 風を受けて 2017.11.28 |
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 気持ち良さそう 2017.11.28 |
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 どこまでも飛んで 2017.11.28 |
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 岩棚の巣 2017.11.28 |
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 白いのは糞 2017.11.28 |